羽毛布団の専門家 羽毛工房 |ご存じですか? 眠りの生理学 |
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![]() ![]() 人間は朝目覚め、昼活動し、夜はベッドや布団で眠ります。 でも「なぜ眠るのか?」「どんな眠りが大切か?」ということは、これまで深く追求することがありませんでした。しかし、最近では多くの医学者や科学者によって、人間にとっての“眠り”の必要性やメカニズムがかなりのところまで研究され、明らかになってきました。その中から重要と思われる「睡眠の生理学」をお届けします。 眠っている間は意識の活動が休んでいますから、どんな眠り方をしているかは自分では分りません。しかし、脳波の研究が進むにつれ、脳波のパターンの変化から人間の眠りには大きく分けて2種類の眠りがあることが分りました。 熟睡しているのに、脳波が急に目覚めているようなパターンに変化し、同時に眼球が動く現象が発見され、その状態で眠っている人を起こして調べますと、10回に9回は夢を見ていることが分りました。このような夢に関係ある眠りを「レム(REM)睡眠」といいます。 レム睡眠期の脳波のパターンを見ると、ちょうど目覚めているときとよく似ていますが、やっぱり眠っているという矛盾した現象であるため「遊説睡眠」とも呼ばれます。頭の眠りは浅いのに、身体が深く眠っているわけで、いわばレム睡眠は「からだの眠り」といえるわけです。 それに対して「ノンレム睡眠」は眠りが進むにつれて、脳波がゆっくりした波になっていくことから「徐波睡眠」とも呼ばれ、脳波のパターンの変化によって、浅い眠りの第1度から深い眠りの第4度までに区別されます。 従って、ノンレム睡眠は「頭の眠り」ともいえます。 人間は一晩の睡眠時間中に、ノンレム睡眠からレム睡眠へということを4〜5回繰り返します。人間の一晩の睡眠時間は、年をとるほど少なくなり、さらにレム睡眠期の時間が目にみえて減少します。(赤ちゃんや幼児では50%ほどなのに、成人では20%、50才代以降では15〜20%になるといわれます。) 「からだの眠り」のレム睡眠は、発育期に必要なものと考えられていますが、成人でもこの眠りのときには身体の筋肉や内臓の疲労の回復に役立つと考えられています。また、このときに夢をよくみますが、みるそばから忘れてしまうもので、よく覚えている夢をみるのはレム睡眠が不安定な証拠です。 目覚めのよい眠りというのは「ぐっすり眠った」といういい感じで、肉体的な疲労感もなく満足できることです。それはレム睡眠が充分とれた証拠でもあり、このレム睡眠の確保が人間の質のよい眠りに大切であるというのが専門家の一般論になっています。 眠りはおだやかな状態と思われがちですが、このような複雑なリズムがあり起伏も多いのです。夜中に目覚めてトイレに行き再び眠ると、眠りのリズムは続くのではなく、改めて前半の眠りからはじまるといいます。そうした厄介な面をもっているだけに、快眠を得るためには寝具や寝環境をはじめ、できるだけ眠りを中断しないで安眠できる条件をつくり上げることが大切になるのです。
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